活動報告

  • 活動内容
    文部科学省ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)「I.W.A.T.E. 1 in 3 女性リーダー職研究者倍増プラン」キックオフシンポジウム -IWATEで増やす、女性リーダー職研究者-

 3月13日(月)文部科学省ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)「I.W.A.T.E. 1 in 3 女性リーダー職研究者倍増プラン」キックオフシンポジウム -IWATEで増やす、女性リーダー職研究者- をハイブリッドで開催しました。特別講演では、お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構ジェンダー研究所の申 琪榮氏より「グローバルな視点からみた日本のダイバーシティ推進と女性リーダー育成の課題」と題し、日本・地方におけるダイバーシティ推進の意義、意思決定の場への女性参画や女性リーダー輩出の重要性、国立大学の次世代の「市民」やグローバルに活躍する多様な「リーダー」を育てる場としての意義について、具体的資料とともに述べられ、締め括りに大学の果たす役割と進むべき方向性を提示してご講演を終えました。

 後半には、「地方国立大学における女性リーダーの職研究者育成の課題」をテーマに、海妻副学長をコーディネーターとし、パネラーに特別講演講師 申教授、岩手県副知事 八重樫幸治氏、岩手県工業技術センター連携コーディネーター 小浜恵子氏、小川学長を迎えて、パネルディスカッションを行いました。「いわて」における多様な分野での女性活躍推進、地域における女性リーダーの輩出、研究職・技術職の女性増加などを巡る課題について意見交換を行うとともに、その解決に向けて本学が果たすべき役割と今後の展開方向について、会場からの質疑を交えながら議論しました。

 シンポジウムの最後に、岩手県立大学看護学部長 福島裕子氏から、ご自身の経験を交えた総括コメントをいただきました。アンケートでは「大学が地域のロールモデルになるという考えに賛同」「女性リーダーを増やすためには男性の意識改革必要」などの感想やコメントがあり、熱気と充実感に溢れたシンポジウムとなりました。

①お茶の水女子大学 申 琪榮 氏

➁パネルディスカッションの様子